生い立ち(その6)

その前に親父の事を語ろうと思う、手紙のやり取りは月一でしててまだ刑期も決まってなく、俺が中二になったばかりの時に親父の刑期は決まった!懲役12年の刑が下されたのだ、家庭内暴力は罪が重いと聞いていたがこれはあまりに重すぎる刑だった!殺人罪の人より下手したら重い、何故こんなに重くなったのか?当時は分からなかったが出所した親父に聞いたところ、これまたテレビでしか見た事がない回答がかえってきた、拘束されて捕まってた警察署が当時、所長自身が自署の金庫を盗みだして逃走しだしたらしく、ニュースにも取り上げられたらしい。

その事があったことで世間の信頼がただ下がりになったためにその時タイミングよく捕まった親父で名誉を取り戻そうとしたらしく事件を大きくさせたとか、ここからは憶測でしかないが、弁護士も雇う金などもちろん持ち合わせていなかったため国選弁護士が着くことになったのだが、検事と裏でお金のやり取りがあったのか、裁判とかでも全然弁護してくれなかったとか。

おそらく警察署から金を積まれ検事と弁護士で組んでたのかもしれない。証人も呼べたのだがほんとかどうか分からないが呼ぶはずだった証人も病気でなくなってたとか、もうこうなると裁判で被害者と検事の一方的な発言で12年という長さになったのであろう・・・

じゃなきゃそれぐらいの刑の長さにはならないはず

次回からは話に戻ろう